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世界の数あるピアノメーカーの中で、このウィーンのベーゼンドルファー社は170年余りの歴史で培われた伝統的な技術とウィーン独特の感性を大事にしながら、今日でも一台一台、時間をかけて丹念に造り上げています。とくにこのホールに設置されたベーゼンドルファーMod.225ヨハンシュトラウスモデルは世界の名器として、国際的にも評価を受けています。 |
| 音響設計 |
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永田 穂(株式会社 永田音響設計) |
| 面積 |
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135m2 |
| 収容可能人員 |
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100名 |
| ピアノ |
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ベーゼンドルファー社製Mod.225ヨハンシュトラウスモデル常設 |

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私がこのホールに関わったきっかけは、ベーゼンドルファーModel225の購入を決めた社長の辻 正司さんが、その名器の真価に改めて気づかれ、建設中の多目的ホールをなんとか音響を重視した音楽ホールにできないか、というご相談があったからである。早速、工事中の多目的ホールを拝見し、可能な限りの変更・追加工事で誕生したのがこの「セレモアコンサートホール武蔵野」である。
このホールは床面積約130u、天井高3mという小ホールであるがコンサートホールとしては少なくとも倍の天井高がほしい空間である。これは今ではいかんともしがたい条件であるが、ピアノ中心、しかもべーゼンドルファー225という評価の高いピアノからの気品のある音を引き出したいという思いからこの空間の響きの改善を行った。
まず、べーゼンの深みのある低音を十分に空間に響かせたいということで、天井、周壁のボードの補強を行い、剛な構造とした。ついで、べーゼンの中高音の優美な音をそのまま空間にちりばめたいということで、音源周辺の反射面の拡散をはかった。照明器具の設置用に設けた天井格子にも拡散を期待した。また、とかくないがしろになりがちのピアニストへの照明にも工夫をこらした。楽器とホールが一体となって響きあうまでにはしばらくの時間がかかると思う。「セレモアコンサートホール武蔵野」からべーゼンの典雅な音が響くことを期待している。 |
平成16年4月吉日
(株)永田音響設計 特別顧問 永田 穂 |


| 1925年4月 |
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福岡県に生まれる |
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| 1949年3月 |
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東京大学第一工学部計測工学科卒、NHKに入局、NHK技術研究所音響研究部勤務、1971年6月まで在籍 |
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| 1971年7月 |
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NHKを退職、永田穂建築音響設計事務所創設、現在、(株)永田音響設計取締役特別顧問 |
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| 専門分野 |
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ホールの音響設計 |
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| 主な音響設計 |
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NHKホール、東京文化会館
立川市民会館、サントリーホール、すみだトリフォニーホール、カザルスホール、津田ホール、紀尾井ホール |
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